ご注意事項 Cautionary Note
流合雑音について
ケーブルテレビの回線は、幹線から各ご家庭へ支線が伸びる構造になっているため、各ご家庭などで発生したノイズ(雑音)は全て幹線に集まることになります。
ノイズの発生する原因は家庭内電化製品(電化製品の電源スイッチの切り換え時やインバーターエアコンや冷蔵庫のコンプレッサーなども含みます)に発生する雑音や短波無線と考えられておりましたが、当社での調査・復旧事例を検証すると、ほとんどの場合は棟内および宅内増幅器の故障、棟内および宅内配線不良・コネクタの接続不良などであり、巨大なノイズとなって当局監視装置の誤作動やインターネット接続の不安定化などを招いております。
通常、同軸ケーブルは外部からの電波を遮蔽(しゃへい)する構造となっており、ノイズなどは混入することはあまりありません。しかし、ケーブルの種類や、ケーブルの傷やキンク(ねじれ)、機器へのコネクタ接続点の緩みなどでノイズを拾ってしまいます。 としまNETのご加入者さま宅には流合雑音を遮断する機器を取り付けさせていただいておりますが、同軸ケーブルやコネクタの接続部も長期に渡りご使用しておりますと、劣化や緩みが出たりします。
流合雑音は、ほぼ毎日どこかで発生しており、軽度のものから重度のまであります。流合雑音が発生すると、発生したエリア周辺での通信速度が下がり、最悪の場合には通信が出来なくなってしまいます。当社では軽度の流合雑音についても、日々発生源を探し、対策を行なっております。突然、弊社のメンテナンス作業員が皆様のお宅に検査の目的でお邪魔する事もありますが、緊急を要している雑音ですので、ご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
落雷被害について
落雷が発生すると、電線から伝わった雷サージ(雷により発生する電気エネルギー)が原因でケーブルモデムやパソコン、周辺機器が故障することがございます。
雷の被害を最小限に抑える為に、雷が発生する恐れがある場合は下記の対策を行っておくことをお勧め致します。
雷発生の恐れがある場合
- 1ケーブルモデムのコンセントを抜く
- 2パソコンおよび周辺機器(ルータ-、ハブ等)のコンセントを抜く
- 3パソコンおよび周辺機器(ルータ-、ハブ等)のコンセントを抜く
- ※雷発生中の作業は大変危険です。鳴り始め又は発生前にご対策ください。
- ※雷対策(サージ防止)機能のついた電源タップの使用も効果がありますが、過去の落雷ガード時に故障し、雷サージをガードできないこともございます。
電源を入れる手順
電源を入れる手順
- 1LANケーブルをケーブルモデムに差し込む
- 2ケーブルモデムの電源を入れる
- 3ルーター、ハブ等の周辺機器の電源を入れる
- 4パソコンの電源を入れる
雷発生後に不具合がございましたら、サポートダイヤル(03-3568-6401)までご連絡下さい。
ご連絡の際、ケーブルモデムのランプの点灯状況をお知らせ下さい。